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洞川の気候・天気

洞川温泉は、奈良県南部にある天川村の東部に位置しています。周囲を1000〜2000m級の大峯山系に囲まれ、その谷あいにある洞川のまちも標高約820mのところにあるため、気温も県北部の奈良盆地より5度から3度低く、避暑地に適しています。降水量は多く年間1,500〜2,500ミリに達し、これが洞川の山岳美/渓谷美をつくりだしています。

 

洞川の一年

洞川は標高約820m、関西の軽井沢とも呼ばれる冷涼な地域です。そんな洞川の一年をご紹介します。

春─夏       春から夏のお盆にかけては下界より一足遅く季節が進みます
概ね4月下旬から5月上旬に開花します。新緑もそのころが見ごろ
登山 大峯山寺の本堂の戸が開く5月3日くらいからがシーズンです。標高が高いため緑が輝きだすのは6月ころから。梅雨時ですが石楠花をはじめ花々が美しい季節でもあります
6月下旬から7月上旬に美しく乱舞します
夏の日向の日差しは強くても日陰に入れば極端に涼しくさわやか。お盆を過ぎると一気に秋風が吹き、残暑を感じないまま季節が過ぎて行きます
秋─冬 季節は下界より1ヶ月早く進みます。9月の後半にはぼちぼちストーブを引っ張りだして冬支度
紅葉 標高の高い場所から順に始まります。10月上旬には1700m付近で、そこから山を駆け下りてきます。洞川のまちあたりでは10月下旬から11月上旬になるでしょう
初雪 紅葉のピークが過ぎた11月中旬過ぎに雪が舞い始めます
冬季は気温が低く、路面凍結等の恐れがありますので車の通行には十分に気をつけてください