蛇の倉
日照山、または七尾山と呼ばれて、役行者による大峯山修行の起源となった山岳宗教発祥の霊山と云われています。
今から千年前、この大峯の蟷螂の岩屋と云うところに二匹の大蛇が棲息し、住民や登山の諸人を苦しめていました。
修験道中興の祖・聖宝理源大師がその雄を退冶しましたが、一匹が山中の洞窟に逃げ込みました。
すると奥の院に摩王大権現が現れ、一般諸人が洞窟に近づくのを禁じ、龍神を守り神とすることを厳命したため、以後世諸人が近づくことはできませんでした。昭和二十七年に再び開山され、奥の院への入洞が許されるようになったと云うことです。
施設情報
所在地 | 洞川258 |
問い合わせ先 | 電話:0747-64-0146 |
2013年3月23日